株式会社 太鵬便

安全研究所

THINK SAFETY

【安全研究所】三菱ふそうトラック843号 納車式を執り行いました

株式会社太鵬便ではこのたび、三菱ふそうトラック「843号」を新たに導入し、今夏吉日、晴天のもと厳かに納車式を執り行いました。

当日は、徳道実践塾の齋藤塾長よりお電話を通じて、納車の儀に関するご教授を賜りました。
塾長のご指導に、心より感謝申し上げます。

式では、代表取締役 舘野和洋が843号の正面に正対し、次の順序で「納車の儀」を執り行いました。


納車の儀 次第

  1. 一礼
  2. 上方へ拍手(神をお招きする所作)
  3. 正面で拍手(神が降り立つイメージ)
  4. 奏上(正面にて)
     「とほかみえみためー」
     「とほかみえみためー」
     「とほかみえみたーめー」
     「はらひーたまひーきよめーたーまーふー」
  5. 一礼
  6. お神酒を携え、タイヤのゴム部分に注ぎながら反時計回りに一周
     (その間「和合雷同アチマリカム」を31回唱和)
  7. 正面に戻り、一礼
     「とほかみえみためー」
  8. 上方へ二拍手(神をお送りする所作)

こうして祈りと所作をもって清めと安全祈願を結び、843号には**「結界」**が張られました。
この結界は、単なる象徴ではなく、社員全員の心を一つにした誓いそのものであり、以後の運行を守護するものです。

言葉の意義

とほかみえみため
古来より「遠つ御祖神(とおつみおやのかみ)よ、どうか恵みを」と祈る言葉とされ、現代語では
『みんなが笑顔で過ごせますように』
という願いを込める祈詞です。

8音の中に日本語の主要母音がバランス良く配置され、響きそのものが整っています。
それは単なる祈りではなく、笑顔を広げる振動核を宿すエンペラーコードであると考えられます。

和合雷同アチマリカム
「和合」は調和、「雷同」は共鳴と一致を意味し、母音と子音の響きが共振場を形成します。
これは組織を束ねる振動核を持つエンペラーコードであり、唱和することで一人ひとりの心が同じ波動を帯び、行動の一致を促します。


総括

「とほかみえみため」は 調和と笑顔を広げるコード
「和合雷同アチマリカム」は 結束と共鳴を生み出すコード

この二つのエンペラーコードを重ね響かせることにより、843号には和らぎと力強さを兼ね備えた結界が張られました。
それはまさに「絶対安全」の理念を、言霊として現実に具現化した瞬間です。


結び

こうした儀式を通じて、単なる車両の導入ではなく、社員の心をひとつに結び、安全の理念を共有する瞬間となりました。
その後、社員が「絶対安全」と記されたパネルを掲げ、太鵬便の理念を改めて共有しました。

843号は、結界に守られた新たな仲間として、地域と社会の信頼に応える物流を担ってまいります。
本件は物流業界においても稀有な取り組みであり、今後「納車の儀」を執り行う上でのマイルストーンとなることを願っております。